感feeling
心を揺さぶり、 概念も変わる 感動がある。
最近、感動したことはありますか。いつ、どこで、どんなふうに心が動いたでしょうか。
感動とは、心が躍ったり、じんわりと心に響いたり、成就することでで得られる特別な感情のこと。
特別だからこそ、考えが変わったり、視野が広がったり、時には人生をも変えてしまうのです。
さて、最近の感動は特別でしたか。福井にはいくつもの感動が身近に、暮らしにとけ込んでいます。
祭という非日常空間を楽しむ。
お囃子に踊り、唄、神輿、大勢の人の笑顔と笑い声。祭には、人の心身を躍らせる不思議な魅力があります。縁あって訪れた人も同じようにその魅力を感じ、いつの間にか祭にとけこみ、盛り上げる一人になっている。まさにそこは、不思議な力を感じる非日常空間です。
座ることで心身の癒しを得る。
ただひたすらに座る、それが座禅です。静けさの中で座り、規則正しい呼吸を続ける。聞こえてくるのは自分の呼吸と心の音だけ。ただそれだけなのに、なぜか心が落ち着き、癒され、体もリラックスしてくるのがわかるでしょう。「なぜ」の追究よりも、実感が大切なのです。
心に響き、刻まれる言葉を聴く。
旅先で聴く言葉や話は、普段とは異なる感じ方になることがあります。そしてそれが、人生の転機になることもあるのかもしれません。日本は「言霊の幸(さき)わう国」、つまり言葉で幸せがもたらされるということ。福井で心に響く言葉や話を聴いて、幸せを感じてください。
今、未来の自分のためにしたためる。
机に向かって書くことが少なくなった今。あえてその時間を作ってみる。例えば、写経。よそゆきの文字から、次第に自分の文字へ。時間をかけて書いた文字からは、今の自分が滲み出ていることを感じるはず。そして、それは未来の自分への手紙にもなるでしょう。